FXを始めるための手順

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FXを始めるための手順の目次


FX取引を開始するにあたって、証券会社やFX専門の金融取引会社と契約を結び、自分専用の口座を開設しなければなりません。そうしないと取引ができません。そして、自分の口座に担保となる証拠金をいれて、その資金に見合った取引をするわけです。

まず、初めに口座の開設を申し込む必要があります。口座の申し込みはオンラインでもできますし、書面でも可能です。口座開設の手続きは以下のようになっています。

1.口座開設書類の確認
取扱説明書等(外国為替証拠金取引説明書、取引ガイド、外国為替証拠金取引約款、規定集)、口座開設申し込み書、口座開設書記入例、及び提出書類の案内、その他の案内。

2.口座開設書類の提出
口座開設申し込み書、本人確認書類、その他の必要書類。オンラインからも口座開設の申し込みを行うことが可能。

3.書類審査
提出された口座開設申し込み書を基に、審査があります。書類に不備が認められた場合、口座の開設ができません。記入漏れがないように十分、注意しましょう。

4.ID、パスワードの通知
審査終了後、「口座開設完了の通知書」が送付されてきます。この書面に、ID番号やパスワード(電話取引の方はID番号のみ)が記載されていますので、大切に保管しましょう。

5.資金(証拠金)の預託
取引を開始する際には、「口座開設完了の通知書」に記載のして口座への送金が必要になります。その際、振り込み手数料は本人負担となります。また、資金の預託及び償還についてはすべて銀行送金で行われます。

6.取引開始
入金を取引会社が確認したら、取引ができるようになります。事前に会員専用ページにある「基本操作ガイド」や情報等を確認し、取引を開始します。

7.報告書・証拠金の返還
取引明細、入出金明細、保有建玉、預かり金額などの内容が記載された「取引内容報告書」及び「月次報告書」を交付します。オンライントレードの方は、取引画面上でそれらを受け取ることができます。また、証拠金返還の手続きも取引画面上でできます。

以上が、取引開始までの一般的な流れです。ほとんどの手続きは金融取引会社のホームページ上からできますが、本人であるという確認が必要なため、免許証などの書類は現物を用意する必要があります。
 FXの取引開始の際に口座を作る手続きは、基本的に銀行口座を設けるときとほとんど変わりません。しかし、確実に異なる点が一点あります。取引会社が利用者に対してリスクの提示をしなくてはならないというのが、その相違点です。

 FX取引というのは既に説明したとおり、外貨預金などと比べてかなり投機性が高く、ハイリスク・ハイリターンな金融商品です。為替相場が予想外に大きく揺れ動いた場合などには、莫大な損失が生じる可能性もないわけではありません。ですので、取引会社は法律による義務として、そのリスクを十分利用者に提示してから契約を結ばなくてはならないのです。このことは「金融販売法(金販法)」によって定められており、たとえば取引会社がリスク開示をせずに顧客と契約を結び、顧客に損失が生じた場合は、この損失を取引会社側がこれを賠償しなくてはなりません

インターネット上で契約を結ぶ際は、必ず画面上にそのリスクの説明があるはずです。もし、これがないようであれば、その取引会社は信用できないと考えてよいでしょう。
 取引口座の開き方は以上に説明したとおりですが、それでは何円の 保証金を振り込めば、FXを開始することができるのでしょうか

 取引会社によって金額は異なりますが、概ねそれほどまとまった資金がなくとも取引が開始できるのがFXの特徴です。取引会社によっては、1万円程度〜5万円程度の資金を取引口座に入れれば、もうFX取引を開始することができます。最近では、5000円程度の取引会社もあります。

 ただし、あまり入金した保証金が少なすぎると、為替がマイナスに動いたとき、すぐに新たに資金を追加しなくてはなりませんので(保証金の金額が一定の割合を下回ると、自動的にそれ以上の取引ができなくなるようになっているため)、ある程度余裕を持って保証金を入金しておくほうが便利でしょう。



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