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 米ドルは世界経済や世界貿易の基軸通貨ですので、政治や経済情勢、金利、株価の動向など多くの要因で価格が変動します。

 また、米国が常に抱えている双子の赤字(財政・経常赤字)がドル価格の変動に大きく影響されることもあります。

 さらに、多くの国が世界経済の牽引車的存在である米国の景気に影響されることから、アメリカの経済指標は為替市場で取引をしている者にとっては注目すべき点です。
 重要な経済指標としては、貿易収支や経常収支、失業率、GDP、消費者物価指数などです。FRB(連邦準備制度理事会)議長などの要人の発言も価格を動かす要因になっています。

・世界の基軸通貨の座は揺るぎません。
・アメリカ経済の動向や政府要人、FRB議長の発言一つで乱高下もします。
・日本の政治経済動向も大きな影響を与えます。
ポンドは、イギリスの経済指標や金利動向に敏感に反応して価格が変動します。

経済指標としては、GDP、完全失業率、貿易収支、製造業生産高、消費者物価指数、小売物価指数などです。

高金利通貨として、原則毎月第1水木曜日に開催される英中銀金融政策委員会による政策金利の発表を注目する必要があります。
また、イギリスが北海油田を保持しているために、石油価格の変動の影響を受けることもあります。

・価格の変動が非常に荒いし、チャートもあまりきれいではありません。
・レートが高いため、投資金額を多くしなければなりません。
・ハイリスク、ハイリターンのために、短期の投資がいい。
ツー・ウェイ・クォーテーションとは、

外国為替市場で取引される為替レートで売値(ビッド)と買値(アスク)が同時に提示されることです。

外国為替市場で、2通貨の交換比率で取引する際に、売りたい人もいれば買いたい人もいるので、 売値・買値を同時に提示することが原則となっています。

2WAYプライス、ツーウェイプライスとも呼ばれています。

ポジションとは、

FX(外国為替証拠金取引)で、通貨を保有している状態を表わす言葉です。

日本語では、「持ち高」といわれています。

通貨を買っている状態が「買いポジション」、売っている状態が「売りポジション」です。

プールとは、

「貯める」「蓄える」という意味を表わすことばです。

FX(外国為替証拠金取引)では、「余裕資金をプールする」などの表現に用いられます。
ハイリスク・ハイリターンとは、

大きな損失を被る危険性がある分、大きな利益を得ることができるという意味を表わす言葉です。

FX(外国為替証拠金取引)も、ハイリスク・ハイリターンにあてはまる取引になります。

ファンダメンタルズとは、

国家や企業などの財政状況や経済状況など、

経済の基礎的要因のことです。

具体的には、経済成長率、マネーサプライ、雇用情勢、長短金利、政策、指標統計発表などが、ファンだメンラルズにあてはまります。

これらの基礎的要因を分析することが「ファンダメンタルズ分析」です。

Bidとは、

FX(外国為替証拠金取引)において、売買取引を行なう際の、

買い値(買い手側の希望金額)のことです。

反対の意味の用語がAsk(売り値)です。

反対売買とは、

FX(外国為替証拠金取引)において、

ア 持っているポジションと反対の注文を出して決済することです。

「買いポジション」の時は、「売り」、「売りポジション」の時は、「買い」で、取引を終了させます。

評価損益とは、

FX(外国為替証拠金取引)において、まだ決済していない段階で、

もし決済したらこのくらい利益が出るだろう、

あるいは、このくらい損をするだろうと予想される金額のことです。

実際に決済して確定した損益は、実損益と呼ばれています。
プライスオーダーとは、

成行注文のことで、提示されているレートで売買する注文方法のことです。

売買価格を指定せず、通貨ペア、注文数量のみを指定して注文します。

いくらで取引が成立するかわかりませんが、FX(外国為替保証金取引)の場合は、成行注文を出すと、

その時のレートが提示され、そのレートでOKならば、実際注文するというシステムになっています。

マーケットオーダーとも呼ばれています。

プライスとは、

外国為替市場で、通貨の売買注文を出す際の取引価格のことです。

「買い値」「売り値」を同時に表示するツーウェイプライスが原則です。
始値とは、

外国為替市場の、一日の取引がスタートした時の最初の取引価格のことです。

「寄付(よりつき」とも呼ばれています。
バリュー・デイトとは、

FX(外国為替証拠金取引)で、取引した通貨を交換する日のことです。

すなわち「受け渡しが行なわれる日」です。

スポット(直物)取引の受渡しの場合、2営業日後がバリューデイトにあたります。

ヒットとは、

FX(外国為替証拠金取引)で、特定のプライスで売買が成立したことを表す言葉です。
日計り商いとは、

通貨や株などの売買を1日(その日のうち)で終わらせてしまう取引方法のことです。

デイトレードとも呼ばれています。

取引が簡単で、手数料も安いため、主に個人投資家に用いられている取引方法です。

評価損とは、

FX(外国為替証拠金取引)において、まだ決済していない段階で、

もし決済したらこのくらいこのくらい損をするだろうと予想される損失額のことです。

評価益とは、

FX(外国為替証拠金取引)において、まだ決済していない段階で、

もし決済したらこのくらい利益が出るだろう、

予想される金額のことです。

ファンダメンタルズ分析とは、

現状のファンダメンタルズに着目して相場の動きを分析する方法のことです。

ファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)には、国の経済成長率・物価上昇率・失業率・国際収支といった経済指標や金利水準、政治情勢や、

企業の財務体質や業績、株価収益率などがあります。

ファンドマネージャーとは、

投資信託や年金など、まとまった資金を運用する専門家のことです。

特に、投資信託会社に所属し、投資信託の運用を行っている人のことを指す場合が多いようです。

フェイバーとは、

現在、保有しているポジションを、現時点のレートで決済したと仮定した場合に

利益が出ると予想される状態のことです。

フォレックスとは、

Foreign exchange の略称で、外国為替のことです。

Foreign=外国 exchange=交換を意味する言葉です。

外国為替=外国の通貨を交換すること。
フォワードとは、

先(将来)に決められている価格で、今、取引を成立させてしまう為替取引のことです。

決済日は、取引が成立した日から、3営業日以降になります。

先渡し取引のことです。
含み益とは、

FX(外国為替証拠金取引)において、まだ決済していない段階で、

もし決済したらこのくらい利益が出るだろう、

予想される金額のことです。

評価益と同じ意味です。
覆面介入とは、

国の通貨当局や政府機関が、為替相場の急激な変動や、景気への悪影響を抑えるために

あえて市場介入した事実を公表しないことです。 例えば、「円高」の場合に、「円を売る」という覆面介入を行ないます。と、

市場では「円を売りたい人が多くなってきた」という認識が広まり、

円安の方向に向かい、円高を抑制する効果が期待できます。

隠密介入とも呼ばれています。
双子の赤字とは、

アメリカの政府が抱えている、「財政赤字」と「貿易赤字」のことを表す言葉です。

レーガン大統領の時代の経済政策「レーガノミックス」によって生じたものとされています。

主に、「ドル安」になる要因として挙げられます。

踏み上げとは、

相場が急激に上昇し、売りポジション(ショート)の人による「買い戻し」が急増したために

「買い」注文が殺到して、さらに相場が上昇してしまう 状態のことです。

「ショートスクイーズ」とも呼ばれています。

プラザ合意とは、

1985年 9月にニューヨークのプラザホテルで開催された、G5(先進5か国蔵相・中央銀行総裁会議)で、ドル安への協調介入に対する合意のことです。

先進5カ国(米国、イギリス、西ドイツ、フランス、日本)が、協調して為替レートをドル安に進め、

その後、急速に円高になっていきました。
フューチャーとは、

先の決められた日に、決められた値段の通貨を、現時点で交換する取引のことです。

先物取引のことです。
ブルとは、

FX(外国為替証拠金取引)において、通貨値段(為替レート)が上がると強気になることです。

雄牛が、角を下から上に突き上げるような戦闘姿勢を見せることから、

相場では、「強気」「「買う気」を表す言葉として用いられています。

逆に、「弱気」、「売る気」を表す言葉として、ベア(bear=熊)が用いられています。

プレミアムとは、



FX(外国為替証拠金取引)で 先物レートが直物レートよりも割高になっていることを表す言葉です。

あるいは、オプション取引をする際に、

「権利」につけられる価格である「オプションプレミアム」を、

略して、「プレミアム」とされる場合もあります。

ヘッジとは、

価格変動に伴うリスクを回避することです。

FX(外国為替証拠金取引)における、「ヘッジ」は、

同じ通貨の、「買いポジション」と「売りポジション」の両方を持つことを意味します。
ベアーとは、

FX(外国為替証拠金取引)において、通貨値段(為替レート)が下がると弱気になることです。

熊は、上から下に前足を振り下ろして戦闘姿勢を見せることから、

「弱気」、「売る気」を表す言葉として、ベア(bear=熊)が用いられています。

逆に、「強気」、「買う気」を表す言葉として、ベア(bull=雄牛)が用いられています。

ヘッジファンドとは、

先物取引などの投資をはじめ、金融派生商品を用いて様々な手法で資金運用を行なことです。

誰でも買える「公募」ではなく、「私募」(プライベートファンド)として、

少数の機関投資家や個人の資産家などから預かったお金を運用します。

ヘッジファンドの売買は、市場の変動に影響を与えることが大きいとされています。
変動相場制とは、

取引する通貨を一定の比率に固定せず、

市場の需要と供給に応じて為替レートが変動する制度のことです。

ポジショントークとは、

FX(外国為替証拠金取引)において、利益を得ようとして

自分の所有しているポジションに関する有益な情報を流すことです。

ポジションテイカーとは、

大きなマーケットを見て、自己のポジションを作り、投機で一か八かの大もうけを狙う人を表す言葉です。

あるいは、金融業界の投機における、ベテランのデイトレーダーなど、の専門職を意味している場合もあります。
保証金とは、
FX(外国為替証拠金取引)で、取引をする際に、担保としてFX業者に預けるお金のことです。

取引保証金の金額が、それぞれのFX業者や、取引する通貨などによっても異なってきます。

目安としては、取引する金額の2%〜5%程度となっています。

ボックス相場とは、

為替レートや株価が、一定の範囲内で上がったり下がったりしている状態を表している言葉です。

ボックス圏相場、レンジ相場とも呼ばれています。

ボラティリティとは、

為替レートや株価などの変動率の大きさ(度合い)を示す言葉のことです。

「ボラティリティが高い」とは、値動きが激しくなっていることです。

パラボリックとは、

J.W.ワイルダー氏が考案したSAR(ストップ・リバースポイント)と呼ばれる放物線上のラインを用いた テクニカル分析の指標のことです。

パラボリックは、放物線上のという意味の英語です。

チャートに描かれる放物線によって、売買のサインが明確に表示されます。

> チャート価格の上に放物線が描かれた場合は「売りサイン」、価格よりも下に放物線が描かれた場合は「買いサイン」となります。

相場の転換期を判断するために利用されています。
美人投票とは、

アメリカの経済学者ジョン・メイナード・ケインズ氏による投資理論のことです。

ケインズ氏の著書「雇用と利子および貨幣の一般理論」の中で紹介されています。

自分が最も美しいと思う人ではなく、投票者全員の好みの平均に最も近かった美人が選ばれるという理論をもとに、

FX(外国為替証拠金取引)の場合も、主観にかたよらずに、

投資者全体を見て客観的にどの通貨が最も買われるかを予測せよという考え方です。

ブルームバーグとは、

金融や経済の情報を配信するアメリカの総合情報サービス会社のことです。

1981年に米国で創立され、様々なメディアを通じて各種データやニュースなどを世界100カ国に配信しています。

ニューヨーク本社を拠点に、主要78都市にニュース支局を構え、7,000人を超えるスタッフによって、24時間体制で配信を提供しています。

ベージュブックとは、

アメリカの連邦準備銀行によって作成される、地域の経済状況に関する報告書のことです。

FOMC(連邦公開市場委員会)が開催される2週間前の水曜日に公表されます。

報告書の表紙がベージュ色であることから、こう呼ばれています。
ペイオフとは、

銀行などの金融機関が破綻した場合に、

預金保険制度に基づき、預金者に保険金を支払う制度のことです。

2005年4月、普通預金などの決済性預金のペイオフが解禁され、全ての預金を合算して、元本1000万円までとその利息までが保護の対象となりました。
貿易収支とは、

貿易による輸出額(収入)と輸入額(支出)の差額 のことです。

輸出が輸入を上回れば黒字、輸入が輸出を上回れば赤字となります。

黒字になると、貿易相手国から受け取る外貨が増え、円と交換する量も増えるので円高へとつながります。

逆に赤字になると、日本円に交換する量が減ることになり、円安へとつながります。

このように貿易収支の変動は、外国為替相場に影響を与えます。
ボックス圏相場とは、

為替レートや株価が、一定の範囲内で上がったり下がったりしている状態を表している言葉です。

ボックス相場、レンジ相場とも呼ばれています。

ボリンジャーバンドとは、

FX(外国為替証拠金取引)において、通貨の売買のタイミングを図る際に用いられる

テクニカル分析の指標のことです。

1980年代前半にジョン・ボリンジャー氏によって考案されました。

統計学を応用したチャートで、中心線(移動平均線)から外側に向かって、一定の変動幅(標準偏差の2倍〜2.5倍)に設定した線引き、現在の値と照らし合わせて売買のタイミングを判断します。

バック・オフィスとは、

企業における、生産管理、購買管理、在庫管理、人事給与のような事務処理的な業務を行なう部門>のことです。

ピップスとは、

FX(外国為替証拠金取引)における、為替レートの最小単位 のことです。

円のピップスは、0.01円=1銭

米ドルのピップスは、0.0001ドルとなっています。

ポイントとも呼ばれています。
非主要通貨とは、

主要通貨以外の通貨のことです。

例えば、中国元・インドルピー・ロシアルーブルなどが非主要通貨になります。

(ドル、円、ポンド、ユーロ、スイスフランが主要通貨です。)

マイナー通貨、マイナーカレンシーとも呼ばれています。
ファーストイン・ファーストアウトとは、

FX(外国為替証拠金取引)において、

売買取引が成立した日時の古い順に決済される取引ルールのことです。

売買の組合せを指定しない以外は、このルールが適用されます。

ブローカー・プライスとは、

FX(外国為替証拠金取引)の仲介業者(ブローカー)が提示する値段のことです。

ボイスブローキングとは、

ボイスボックス(直通回線でつながれた小さなスピーカー)を用いて、ブローカ−が

肉声によるやりとりで 銀行間の外国為替取引の売買を決める取引方法です。

本証拠金とは、

FX(外国為替証拠金取引)で、取引をする際に、担保としてFX業者に預けるお金のことです。

本証拠金の金額が、それぞれのFX業者や、取引する通貨などによっても異なってきます。

目安としては、取引する金額の2%〜5%程度となっています。

保証金、取引保証金、証拠金などとも呼ばれています。
非農業部門雇用者数変化とは、

農業を除いた30万以上の事業所において、

給与が支払われた従業員の増減を表す経済指標のことです。

雇用統計の構成項目の一つになっています。

非不胎化介入とは、

日銀が、市場介入の際に使った円資金を回収せずに、そのまま放置をしておくことです。

... すなわち、通貨市場で、自国の通貨を売り、増加した通貨供給量を、わざとそのままにしておくという日銀の金融政策です。

ビナイン・ネグレクトとは、

米国の通貨当局が、為替相場の変動を市場に任せて事実上放置する対策方法のことです。

無策の策、ほったらかし政策、丁寧な無視 などとも表現されています。
ピボットとは、

前日の高値・安値・終値から算出するテクニカル指標のことです。

J・W・ワイルダー氏によって考案されました。

前日の価格から、当日の支持(サポート)と抵抗(レジスタンス)の目安を算出します。

ピポット=(高値+安値+終値)÷3という式で算出されます。
フリーフォールとは、

垂直に落ちる落下型の絶叫マシンのことで、

相場が急降下している状態を表現する時に用いられています。

米失業率とは、

米国の失業率のことです。

米国の雇用情勢の実情を知るのに役立ちます。

また、外国為替相場の動向を判断するために重要な経済指標のひとつです。
付加価値税とは、

売上額から仕入れ額を差引いた金額に課せられる税金のことです。

日本の消費税も付加価値税の一種です。
必要証拠金とは、

FX(外国為替証拠金取引)において、取引するために必要な証拠金のことです。

必要証拠金は、レバレッジの比率によって変わってきます。

レバレッジを20に設定した場合、100万円相当の取引をする際の必要証拠金は5万円となります。

レバレッジを100に設定した場合、100万円相当の取引をする際の必要証拠金は1万円となります。

フィボナッチ級数とは、

ある特定の規則を持った数列のことです。

13世紀のイタリアの数学者であるレオナルド・フィボナッチによって発見されました。

フィボナッチ級数を利用した比率が黄金分割比で、0.618です。

自然界において最も安定した比率で、紙の縦横の比率やデザイン等、視覚芸術などの分野で幅広く使われています。

フィボナッチ級数の黄金分割は、昔から相場の判断にも利用されていて、テクニカル分析のエリオット波動理論の基礎 となっています。
ポケットマネーとは、

いわゆるおこづかいのことで、

個人が所有している自由に使えるお金です。

比較的少額の金額をあらわす時に用いられます。

例、「FX(外国為替証拠金取引)は、ポケットマネーで始められます」など。
フリーコールとは、

KDDIの無料電話(着信者課金サービス)のことです。

通常FX(外国為替証拠金取引)におけるFX業者の電話サポートは、

フリーコールで利用できます。

ちなみにフリーダイヤルとは、NTTコミュニケーションズの登録商標の無料電話です。

ブレトンウッズ体制とは、

1944年の7月にアメリカのブレトンウッズで開かれた国際通貨体制についての会議で決定した制度のことです。

同会議で、為替相場の国際通貨(基軸通貨)をドルにするというドル本位制が決定しました。

しかし、1973年には、変動相場制に移行してゆき、ブレトンウッズ体制は崩壊することになりました。



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